北京オリンピック・聖火トーチ
オリンピックトーチはオリンピック聖火を持ち運ぶためのシンボル的な道具です。
毎回のオリンピックにおいては、主催国や開催都市の文化的な特色などをアピールし、最近ではハイテクを利用したトーチなども出現しました。ベルリンオリンピック(1936年)以来、このトーチを使って聖火リレーが行われています。
トーチは本当にオリンピックの中でも大切な文化遺産と言えるでしょう。
3月24日、ギリシャ・オリンピア遺跡で行われた北京五輪の聖火採火式で国境なき記者団はチベットなどの人権抑圧に抗議して阻止行動もあったようです。北京オリンピックを正常に開催したいならば、開催国はすみやかで穏やかなチベット問題の解決と外国報道陣の規制も緩和してオープンにすることが皆の希望ですね。
さて、2008年夏に開催される北京オリンピックの聖火トーチは、長さ72cm、重さ985gあります。
トーチは15分間炎が燃え続けることができ、また、風が全くない環境であっても、聖火の炎の高さはいつも25〜30cm維持できる設計となっています。
燃料にはプロパンガスを使用して地球環境にもやさしいエコ設計です。
炎の色は黄色がとても鮮やかです。日光の強い環境下でもはっきりと識別することができることから、報道機関などの撮影にも好評です。
トーチの外形の素材はリサイクル可能なものを使用していて、この辺も地球環境にやさしい設計思想が現れています。
北京オリンピックで使う聖火トーチの外観デザインは、中国伝統の”祥雲”の図に発想の根拠があるといわれています。
”祥雲”という概念は、千年以上の中国文化の歴史があり、中国にとっても代表的な記号であるといえるでしょう。
トーチの造形デザインに関しては、伝統的な中国の紙の巻物をイメージしています。
赤と銀というどちらかというと目新しい視覚的効果を期待したこのトーチは、各メディアによる報道にもプラス材料になるといわれています。
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