チベット紛争と北京オリンピック:北京オリンピック館

チベット紛争と北京オリンピック

チベット紛争と北京オリンピック チベットは現在は中国に支配されている地域ですが、インドと中国の間に位置することや独特のチベット仏教を信仰する民族であることから、以前から心ある人から中華思想とは異なる文化背景を守ることが肝要との意見が出ていました。

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オリンピックイヤーの3月に発生したチベットでの暴動では死者もでている悲惨な状況のようです。初期の報道では、死者の人数も中国国営の新華社と海外報道機関では大きな隔たりがあり、外国の報道関係者のチベットへの入り込みを規制した姿勢と合わせて、中国政府の対応に注目が集まっています。

中国側の報道フィルムではチベットのラサで暴徒が商店街を荒らしたり乱暴にパトカーをひっくり返している様子だけは示されていますが、暴徒を鎮圧する警察官や軍隊の様子は何も報道されない点も気になるところです。

ラサでの暴動の対象は、中国人が経営する商店が中心だったようでこれまで中国民族に抑圧されてきたチベット人のストレスが爆発したものなのでしょうか。ノーベル平和賞を受賞しているダライ・ラマ14世は亡命先のインドから中国政府の暴力的な鎮圧方法に反対する旨の声明を発表していましたが、逆に中国政府はダライ・ラマ14世がチベットの人々を唆した結果の暴動だと訴えています。どちらの主張が正しいと感じるかはひとそれぞれでしょうね。

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ただ、間違いなく言えることはこの騒動を治めないことには北京オリンピックにも影響が出る可能性があるということです。そして、それを実行するのが中国政府の責任でもあり、なおかつ暴力的な手段は国際世論の反発を招くものだということです。一部のヨーロッパの国では場合によってはオリンピックのボイコットにまで発展する可能性を示唆しています。これからの展開から目を離せません。

カテゴリー:北京のトピックス