オリンピック・マナー向上キャンペーン
北京オリンピックマナー向上キャンペーンでは、毎月11日を「マナーの日」として、地下鉄のホームやバス停など公共交通機関で割り込み乗車をする礼儀知らずの市民に対し、市の職員がきちんと整列して乗車する指導を行いました。海外からの旅行客が増えることを期待している中国ですから国際的な評価を気にしているようです。
このニュースは中国国外では大きな話題になったのですが、中国国内ではほとんどといっていいほど報道もされませんでした。
中国人の公共マナーの悪質さは国際的にはかなり有名なものがあるようです。
中国人が団体で海外旅行をする際、訪問国の入国管理の場所でも執拗に割り込みを繰り返して行ない、悪評が世界中のあらゆるところで立っているという本当のようなうわさ話があるくらいです。
中国の首都である北京市内でも、昔からの習慣になっており、バスの乗降の際には中国人は「降りるより先に他人を押しのけてでも乗車する」という行為がなかば常識化されているようです。ラッシュの時間帯など外国人観光客にはとてもではありませんがバスに近づくこともできないありさまです。このことで、中国旅行は一度で懲りた旅行客もたくさんいるようです。
ただ、最近はほんのわずかずつではありますが、この悪質な常識も変化しつつあるようです。
オリンピックを意識して公安当局のマナー向上の張り紙が市内のいたる箇所にあふれ、お上の取り締まりが厳しくなったようです。地下鉄のホームでも電車をしぶしぶ並んで待つことも見かけられることもあるようです。
また、公共交通機関の窓口などでも割り込みをせず、順番に並ぶ人が以前より少しだけ増えてきているとの報道もあります。
こうした問題は「民度」の問題でしょう。国家がキャンペーンを展開する必要があること自体おかしいのですが、いい傾向は見られているようなのでその点は評価してあげましょう。
北京オリンピック開幕を控えてのマナー向上にとどまらず、その後も継続してマナーを守る国民性に転換できるかが中国にとって大切ではないでしょうか。地元の中国人には更なるマナー向上を求めたいところですよね。
カテゴリー:観戦旅行・マナー







